ナズナ アブラナ科
この前のタネツケバナの花と比べてみてください。よく似ているでしょう。どちらも同じアブラナ科だからです。こんな花びらの並(なら)び方を十字状花と言います。
ナズナは春の七草の一つです。七草がゆに入れて食べます。よい香(かお)りがします。春の七草の中ではおいしいものだと言われています。一度、塩漬(づ)けにして漬(つ)け物みたいにして食べてみたことがありますが、これもちょっとおいしかったです。
ナズナはぺんぺん草とも言います。果実が三味線(しゃみせん)のばちに似ているので、きっと三味線の音から「ペンペン」草と言うのだろうと勝手に思っていたら、なんと風にゆれた時の音からだそうです。どんな音がするのか、今度、ゆっくり聞いてみたいと思います。