サケ サケ科
但馬の川にサケが帰ってきています。
先日、岸田川では、小学校の子どもたちが漁業の人たちに教えてもらってサケを捕(つか)まえました。捕まえたサケからは卵(たまご)が取り出されて育てられます。春にはまた小学生たちが川に戻(もど)します。
但馬の大きな川、円山川、竹野川、矢田川、岸田川には全(すべ)てサケが帰ってきます。円山川からは出石川にも上っていきます。小さな支流にも上っていきます。
橋の上から川を見てみましょう。いろんな川でサケが見つかると思います。
円山川のサケは、昔は生野まで上っていったといわれています。当時の生野は、サケで川が赤く染(そ)まったのだそうです。でも今は、日高町の上郷(かみのごう)と土居の間にある蓼川堰(たでがわぜき)のところでほとんどが止まっているようです。
この写真は11月5日に円山川にかかっている上郷橋の上から撮(と)りました。
しばらく雨が降っていなかったので、水の量は少なく、透明でよく見えました。
20匹(ぴき)ほどのサケが川の中央の左岸よりに集まっていました。ときどき産卵していました。右岸側にはボラがたくさんいました。