ツボスミレ スミレ科
あちらこちらでスミレがさいています。スミレはその花を見れば一目でスミレだとわかります。でもそのスミレの名前はなかなかわかりません。理由はかんたんです。種類が多くて区別が大変にむずかしいのです。但馬にはなんと20種類以上のスミレがくらしています。その中でツボスミレは見分けやすいスミレです。
ツボスミレは、ニョイスミレともいいます。図鑑によってちがうので注意してください。
ツボスミレは、白い花をつけます。少ししめり気のあるところに生えるので、田んぼのあぜや川や沢に近い林のふちやといたるところで見られます。また家の近くだけでなく高い山の中まで見られます。
スミレの仲間は、茎(くき)のある仲間と茎のない仲間に大きく分けられます。ツボスミレは茎のあるスミレです。葉や花が茎から出ています。茎のないスミレは、葉や花が地面から直接出ています。
しっけたところに白いスミレがたくさん咲いていたらまずツボスミレだと思ってまちがいありません。近づいていって、茎があるが確かめてみましょう。