まんだら湯 (一生一願の湯)
城崎の古刹・温泉寺の開祖、道智上人の曼荼羅経一千日祈願により、湧き出たとされています。木桶の露天風呂や気泡風呂もあり、浴槽は内、外ともに小さく順番待ちのときもあります。
温泉街の中でも閑静な場所にあり、隣接のまんだらや旅館は、江戸時代から続いた由緒ある純和風木造の落ちついた建物です。
御所の湯 (美人の湯)
鎌倉時代の物語「増鏡」に文永四年(1267年)後堀河天皇の御姉、安嘉門院が入湯されたとあり、これにちなんで名付けられた由緒ある外湯。
江戸時代には西隣に陣屋があり、「殿の湯」または「鍵の湯」と呼ばれた湯があったが、明治になり御所の湯に合せられたとか。
城崎温泉の中では最も新しく移築された外湯で、天空大浴場、野天風呂もあり、京都御所を彷彿とさせます。
ホントに美人になるかどうか、自分でお確かめ下さい。
城崎温泉では、宿で準備している入浴券を持参し、浴衣姿に下駄ばきで石鹸かごをぶら下げて外湯を楽しみたい。