今回は そば処春来「てっぺん」 です。
国道9号線を湯村温泉方面に走り、春来トンネルを抜けて約500m先を「てっぺん」の看板を観て左の坂道に入る。急な曲がりくねった道を登って行き春来の里をすこし走ると左手に「てっぺん」が見える。
昭和50年に春来トンネルが開通するまでは、国道9号線はこの春来の里を通っており、冬場は交通の難所でした。
ついもの年なら2mを越える積雪がある時期なのに全く雪はありませんでした。
平成11年11月に春来峠の頂上のそば処なので「てっぺん」と名付けて開業、村おこし組合が運営されています。
店内は、黒い大黒柱と太くて黒い梁と白い壁が絶妙なコントラストで、田舎風の雰囲気を醸し出し、静かに童謡が流れていました。
ここも、地元で栽培したそばを挽き、つなぎを使わない100%そば粉の手打ちそばです。
今回は、ざるそばをいただきました。 やや白っぽく腰のしっかりしたそばです。 お代は890円でした。
ここ「てっぺん」では、今の時期かき餅作りが最盛期でたくさんのかき餅がそば打ちの部屋に干してありました。風が通らない低温の室内でじっくりと干し上げていくのだそうです。
全国から注文が殺到しており予約で一杯と大忙しの様でした。
私も買い求めて食べてみましたが、懐かしい味のするおいしいかき餅でした。