12月23日(日)、 豊岡市教育委員会による「国史跡但馬国分寺跡」第24次調査現地説明会が豊岡市日高でありました。
今日はひさびさの日差しもあり、“考古学ファン”が早くから訪れていました。
大規模な築地塀(ついじへい)跡と破片が沢山見つかった”土器溜り”
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金属加工工房の存在を裏付ける”るつぼ”と建物の”瓦片”
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今回の調査では①寺城の東端と築地塀(ついじへい)が確認された、②築地塀に沿って走る雨落溝が確認された、③金属を溶かす坩堝(るつぼ)や溶けて固まった金属などが確認され鋳所(いものどころ)の存在の可能性が高まった、など成果も高かったようです。ただし”東門”の発見は次回のお楽しみのようです。
われわれの生活している土地の少し下には古(いにしえ)のロマンがあります。普段なかなか触れることのない身近な“ロマン”を感じました 🙂