平成20年6月7日(土)、養父市立ビバホールにて地才地創シンポジウムIN但馬が開催され、約250人が参加。オープニングは建屋小学校6年生によるあばれっこ太鼓。
講演は、元ミスユニバース日本代表で朝来市にムーセ写真館を開館した写真家織作峰子さん。但馬には自然という大きな財産がある。地元の人が自信を持って積極的にアピールすることが大切など講演し、ご自身が撮影した朝来市や石川県能登の写真などを紹介。
パネルディスカッションでは、但馬内で新たな取組に挑戦している方々が熱く討論。生野では、昨年立ち上げた鉱石の道推進協議会が生野鉱山1,200年事業で老若男女が地元の良さを再発見し、継続して取り組もうとがんばっている。竹野の北前館は経営赤字をばねに「たけのスタイル」を確立し、塩作り、炭作り、シイタケ栽培、漁船に乗るなど自然を活かした体験メニューで修学旅行客を受入。浜坂では、カニ、ホタルイカ、温泉の付加価値としておもてなしの心を加えたカニソムリエを養成。
この度、「城下町八木の明日を創る会」の事務局を受ける私には物語性、環境にやさしい、地域資源の活用、他地域との連携、地域の活性化に熱心に取り組む人、情報発信などの先進事例を聞くことができ、大変参考になるシンポジウムでした。