新温泉町久谷に伝わる、兵庫県指定無形民族文化財「久谷ざんざか踊り」が地域の氏神八幡神社に奉納されました。但馬各地には「ざんざか、ざんざこ」と云う踊りが残っており豊作、氏子の安全祈願する「風流太鼓踊り」の一つです。久谷地区の踊りは約400年前に始まった伝統行事です。
衣装を纏い苔むした参道を本殿へ 足元は白足袋に下駄
縞絣の単衣に一文字笠をかぶり、腰に平太鼓をつけ、土地の古老による音頭で踊ります。片ひじをはり一方の脚を横前に長く出し、上半身を倒すしぐさや穏やかな調子は古い形態が伝えられていると云われる。
本殿前の奉納踊りが終わると一斉に多くのマスコミがインタビュー、笠の下には紅顔の美少年の顔、踊り子は中学、高校生の8人で彼等はこの後地区氏子の家々を廻って踊ります。