城崎町戸島湿地人工巣塔の2羽のコウノトリのヒナは4月3日に孵化が確認されました。
2ヶ月位で巣立つといわれている6月上旬に、巣立ちをむかえようとしています。
円山川下流域は海抜が低く沼地だった為、耕作するには大変な労力がいった事もあり、平成16年に土地改良事業が始められました。
その工事中にコウノトリのハチゴロウが時々餌を探しに舞い降りた為、この湿地には貴重な植物や生き物があることに気づかされ「ハチゴロウの戸島湿地」と名づけられました。
そうしてコウノトリの「戸島人工巣塔」、それを管理する管理棟ができました。
管理棟の中では、フィールドスコープで人工巣塔の巣立ちまじかの親子のコウノトリの動きを見ることができ、身近に感じられます。
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会場時間 午前 9時~午後5時
休場日 火曜日 (火曜日が祝日の場合は翌日)
入場料 無料 (ワンコインの環境協力金にご協力をお願いします。)
無事に巣立ちをむかえられるよう願っています。
また、先日24日今シーズン初めて、豊岡市百合地の人口巣塔からヒナの一羽が巣立ちしました。まだ巣立ちしていないヒナは、8羽になり夏までに次々と巣立ちする予定だそうです。
それにしても、百合地のコウノトリの巣立ちは、一昨年の1羽、昨年の2羽、そして今年5月24日の1羽とすべてが大安吉日の巣立ちとなりました。 :o(^^)o
コウノトリにも縁起のいい日がわかっているんでしょうか。
予告です。
一つだけの願い事は必ずきいて下さるという<鼻かけ地蔵まつり>が6月7日(日)開催されます。
昔、楽々湾の底から引き上げられたお礼に鼻から米を出し、その後欲張り者がたくさん米を出させようと鼻の穴をノミで削った為、鼻がかけているといわれている鼻かけ地蔵。
戸島湿地から少し進んだ所にあります。
↓賑やかな昨年のおまつりの様子です。
6月7日(日)一つだけの願い事をかなえてもらえるよう是非お詣り下さい。
鼻かけ地蔵さんの横を流れる円山川の入江、楽々浦湾に浮かんだ今日の「浮島弁天」です。
ここは四季折々共に静かな景観がみられます。