『うちげぇのアートおおや』が14回目を向え、大屋町大杉で只今開催中です。
養父市大屋町在住の10名の作家さんたちによる木彫・木工・絵画・陶・書の作品展です。
7月4日はAM10:00~
PM8:00まで
7月5日はAM10:00~
PM6:00まで
第一会場の
ふるさと交流の家「いろり」は
旧養蚕農家。
懐かしいたたずまいの農家に作品がよく合います。
私の好きな田中今子さんのネコの作品もありました。
分散ギャラリー「養蚕農家」は
築120年の3階建て。
八鹿の四人の作家さんと、
渡辺うめさんの人形が展示してあります。
こちらは7月11日まで開催しています。
作品もすばらしいのですが、ほとんど梁と柱だけの2階3階に上がると、木の持つ生命力に圧倒されそうです。
第二会場 木彫展示館のギャラリーには松田一戯さんの大きな作品がドーン。
書家の近藤研秀さんは会場でワークショップをされていました。
近藤さんの「陽」の書は、松田掲三さん作「クスの大木の額」とのコラボ。
木彫展示館本館では歴代の「公募展 木彫フォークアート・おおや」の受賞作品が展示されています。
写真ではお馴染みの、あの!割烹着のお母ちゃんや本から抜け出したネコにも会えました。
第三会場 倉庫ギャラリーでは大越元一さんの絵画を展示。
写真と見間違えるほど精密な作品は、実は水彩画で、近寄って見るとけっこう荒い筆遣いにビックリ! ついつい、何度も見直してしまいました。
ご本人から、透明感のある色の重ね方や光を表現する方法など聞かせていただいたり、「絵を描く時に、その奥にある時間の流れや人々の生活が感じとれる作品が作りたい」との言葉に、作品からにじみ出てくるような温かさの元を感じることができました。
番外編として会場は少し離れるのですが・・・
大屋市場にある
「ギャラリーBlue Bird」の
『山本弥生の革カバン展』にも
ぜひ寄ってみてください。
明るくて楽しい作品がいっぱいで、私も使いやすそうなお財布を購入してきました。
うちげぇの自慢のアートをたっぷり満喫できた一日でした。