7月19日朝来市和田山町寺内で、江戸時代の元和年間(1615~1624)から約400年間にわたり、欠かすことなく踊り継がれてきたと伝えられ、兵庫県の無形民俗文化財に指定されている 寺内ざんざか踊り が今年も奉納されました。
天下泰平・五穀豊穣・子孫繁栄を願って、毎年7月の第3日曜日に寺内の佐伎都比古阿流知命神社(山王神社)で奉納される太鼓踊りの神楽です。「ザンザカザットウ」の唄に合わせて太鼓を打ち鳴らすことから、雨乞い神事ともされています。
踊りは、山王権現の遣いである猿にふんした10人の踊り手が、輪を作って太鼓を打ち鳴らしながら踊る「側踊り」、輪の中で踊り全般の指揮をとる2人の「新発意(しんぼし)」、輪の中央で太陽と月に見立てて飾り付けられた高さ4mの「しない」を背負い、それをぶつけあい、からめあいながら踊る2人の「中踊り」で構成されます。
踊りの一部を動画でご覧下さい
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ざんざか踊りはこれからも但馬各地で奉納されます
※九鹿ざんざか踊り(養父市九鹿日枝神社)
10月第3日曜日/県指定無形民俗文化財
※大杉ざんざこ踊(養父市大杉二宮神社)
8月16日/国指定無形民俗文化財
※若杉ざんざこ踊(養父市若杉三社神社)
8月16日/県指定無形民俗文化財
※久谷ざんざか踊り(新温泉町久谷八幡神社)
9月15日/県指定無形民俗文化財