秋祭りの季節がやってきました。
生野では「やっさ」と呼ぶ屋台が町を練り歩きます。
10日は宵宮で、電飾をつけたやっさが路地を進み、子供やっさについた長い綱を元気に子供たちが引いていきます。
明日11日は早朝より神社で神事が執り行われ、その後、大小16のやっさが町内を煉り歩きます。
午後にはすべてのやっさが生野小学校グラウンドに集まり、総煉りこみをします。
担ぎ手達が息を合わせて、大きなやっさを頭上高く差し上げる様子は勇壮で美しく、見物人から拍手が湧き起こるのです。
この日ばかりは都会に出て行った若者達も揃って里帰りをして、やっさを担いでくれます。
小さな子供達も太鼓をたたくマネをしたり、大人にまじってお囃子や掛け声を上げていました。
「こうやって伝統が受け継がれていくんだな・・・」冷え込む星空を見ながら心は温かになる夜でした。
明日も元気な子供達の声が響きますように。