長く続いた低温と降雪の影響で、但馬の山々はまだ春先のような風景です。
扇の山を登山した山仲間の情報によれば、山頂付近にまだ1mに近い残雪があるとの事。
兵庫県と京都府の境にある山、江笠山は標高727m。
山頂はもとより登山道周辺も芽吹きがチョコっと始まったような状況です。
県道251赤花・薬王寺線の途中に登山口があります。
道路のくぼ地に駐車しこの登山口から約40分で山頂。
杉の植林された道と自然林の道を交互に歩きますが、自然林にはまだ芽吹きがはっきりしません。
途中にこんな案内版があります。登山道も明確で迷うことはありません。
あっと言う間に山頂到着です。
山頂からは大江山連峰がみえますが、余り展望はありません。
但東町薬王寺からの登山道は、平成20年3月の開通以来少しずつ整備され、
明るい木立の中を歩けるようになりました。
山頂は但東町側は杉ヒノキですが、京都府側は自然林。
その京都側に広場ができ山頂全体が明るくなっています。
特筆する山野草はありませんが、イワカガミが小さな花をつけ始めていました。
小さな滝があります。名前は多分ついていませんので、私は勝手に「エガサの小滝」と呼んでいます。
周辺に山野草が生い茂る事を期待したいですね。
ちよっと散歩にいい山です。 登山口から登り約40分、下り25分です。