めっきり寒くなり松葉カニのお客様を迎えている浜坂駅、鉄道を愛する人達の寄贈した「のれん」がなびきレトロな濱坂驛の文字もほのぼの。のれんは季節の色合い4~5種類あります。浜坂駅周辺の鉄道遺産MAP、鉄道唱歌「浜坂編」も作られ、駅併設「鉄子の部屋」で入手可能です。
11月7日より新型特急「はまかぜ」運行開始、町内田君川に架かる鉄道遺産「ラチス桁橋梁」を渡ります。大正9年に完成したラチス桁橋梁は鉄材を45°傾斜させ格子状に組まれており現在日本には三ヶ所しか残っていません。
浜坂駅構内には現在では珍しいSL機関車への給水塔が残っています。レンガ作りの塔はツタが覆い季節の新緑、紅葉が美しい。近くには機関車の転車台もあったが埋められ残念ながら見ることは出来ない。
明治45年京都出雲間の山陰本線が開通、先立ち余部鉄橋、桃観トンネルの難工事視察に訪れた鉄道院総裁「後藤新平」が移動に利用した駕籠が駅前米田茶店にあります。ここには鉄道建設に尽力した先祖の茶店営業許可証等貴重な写真歴史資料が陳列され一見の価値あります。