10月15日、<城崎温泉だんじり祭り>の本祭りになりました。
時折小雨の降る一日でしたがお祭りは予定通りに進行しました。
四所神社の神輿、上部のだんじり(台)、中下部の大だんじり、それぞれに小だんじりがあり、計5基のだんじりが勢揃いして、四所神社に宮入りです。
上部の大だんじり、小だんじり
下部の大だんじり、小だんじり
桃島地区のだんじりも町内を凱旋、華やかな見せ場です。
祭りを支えているのは「連中」という同世代の男達で組織するグループ。
冠婚葬祭などお互いの面倒を見合う絆の深いグループです。
その内、執頭という年代の連中は2日間の祭りの進行を任され、最後には普通には歩けないほど、過酷な2日間になります。
「まんだら橋」「地蔵湯橋」でセリ合いがあり、夕方からのクライマックス「一の湯王橋」のセリでは、四所神社に帰ろうとする神輿とお供をする「上部のだんじり」、それを邪魔する「下部のだんじり」が太鼓と鉦の音を鳴らしながら激しくぶつかり合い、最後には揃って「神輿」を四所神社に送ります。2つの動画です。
夜には列をなして鉦や太鼓を鳴らし伊勢音頭にのって町内を練り歩き、無事に終った報告としてだんじりの御幣を四所神社に納めて祭りは終了します。
今年の城崎温泉秋祭りも無事終わりました。
秋も深まって明日からはまた、静かな温泉街へと戻ります。