浜坂町内から約10k海抜380m,人里離れた山深くに安泰寺と言う修行寺があり、現在7代目の住職さんは何とドイツ人のネルケさんです。
軽自動車がやっと通れる道を恐る恐る辿り着くと、思いのほか立派な本堂があり自分達で作った石庭も立派。当寺は曹洞宗の修行専門寺の為檀家は無く自給自足を原則としています。
現在20人が修行中、その内10人がドイツ、フランス、スペイン等の外国人、女性も3人おられます。毎日am3:45起床、am4:00-6:00&pm6:00-8:00が座禅修行です。午前、午後は作務と呼ばれる作業で現在は稲刈り脱穀は終了です。
お寺で庫裡(くり)と呼ばれる生活部分、左側煙突部分が食堂、真ん中の煙突が風呂、右側が住居です。風呂は概ね女性優先とか!
ここらは冬季約3mの雪に覆われます.重要な冬支度は燃料のマキ作りです。
作務のあと風呂、夕食までの一時はティータイムで顔も和みます。作務は班、作業内容がスクジュール化されています。