朝来市佐中に通称『千年家』があります。明治・大正時代に日本財界で活躍した「原六郎(進藤俊三郎)」の生まれ育った住宅です。
塀越しに外観を見ると薄っすらと屋根に雪が残り、築500年位の年月が経っていますが歴史の重みをズッシリと感じました。
道路沿いの案内看板です。
足利時代の1460~1480年頃建てられたのではないかといわれ、柱や梁が太く、天井の低い造りとなっています。
通用門です。看板は新しく作ってあります。500年前のものではないでしょう。
平成2年(1990年)夏、「サンTV]が取材に来町した際に、スタッフの西條遊児氏が初めて「佐中千年家」と呼称し、
以後通称として使われるようになったそうです。
ひなびた小集落に似合う合掌作りの屋根で、喧騒な現世を忘れさせる清涼さを味わいました。