春の訪れを告げる「銀谷のひな祭り」が始まりました。
今年も口銀谷地域で約100軒、奥銀谷地域で約50軒の民家や商店が参加しています。
初日は雨にもかかわらず大勢の方が町歩きをされたようです。
生野駅近くの江戸時代より続く石川醤油さんでは、江戸時代のお雛さまや金糸銀糸の打ちかけが展示してあります。
貴重な掛け軸も箱書きを読みながら店主の女性が丁寧に説明してくれました。
まちづくり工房井筒屋では昭和初期のお雛さまから江戸末期のお雛さままで多数展示してあります。
2階のギャラリーでは作家さんの可愛らしいうさぎ雛もありました。
軒先にピンクののぼりが下がっていたら個人のお宅でも見せていただけます。
こちらは格子越しに見える何とも綺麗なお顔のお人形です。 つい覗き込んでしまいました。
暗くなっても灯りを点して道行く人を楽しませてくれます。 近づいてよく見ると細かな細工の木目込み人形のお雛さまでした。
「銀谷のひな祭り」は3月3日まで。
期間限定のお休み処も多数あり、コーヒーやお団子にぜんざいにばら寿司など楽しめます。
生野の歴史あるまち並みをゆっくり散策しながら、お気に入りのお雛さまを見つけてください。