20-21(日)香美町訓谷のオープンガーデンが開かれ情報特急Gで散策いたしました。
オープンガーデンの状況はこの後の投稿をご覧いただきますが、当地にはぶらり散歩に値する歴史遺産が散在しています。
町の外れ豊岡への古道沿いに古墳時代後期に造られたと思われる横穴式古墳があり当時地域支配した豪族の古墳でしょうか?
古墳の近くには但馬に珍しい六地蔵を岩に直接彫った「訓谷磨崖仏」があります。これも室町時代作と言われているそうです。六地蔵は古道往来の安全祈願でしょうか?
これは室町期に造られた五輪塔、保存状態も良く県指定有形文化財となっています。
因みに五輪塔は下より地輪、水輪、火輪、風輪、空輪と呼び地水火風空の宇宙五大生成要素を説く仏教思想とのことです。地元ボランティアの熱心な同行説明に感謝です。
沖野神社大ケヤキです。この神社は鎌倉後期隠岐の島に流された後醍醐天皇ゆかりの神社でケヤキは幹周り5,3m兵庫の巨木です。
境内には三番叟演じられる芝居堂もあり地域の歴史を語るボランティア増々の熱意が伝わって来ました。
高台に登ると「魚見台」が再現されています。湾内一望出来るここから魚影を見張りハマチならば赤白の旗、イワシならば藁束で合図を送り、即農作業中止し地引網をしたそうです。