梅雨入り後の本格的な雨、山野、農地にとっては恵みの雨ですね。今日は豊岡出石の近代の歴史的建物の説明を散策しながらお聞きしました、日頃何気なく通り過ぎた場所が眼に鱗でした。
達徳会館、明治期に建てられた擬洋風建築で柱の上部に草飾りが付けられ窓装飾が素敵です、2階ベランダは御真影の奉安所だったそうです。
大開通りの歩道橋の登ると歴史の一端が顔を見せます、1925年の北但大地震後に建築された、当時としては超モダンなコンクリートRC仕様の耐火建築しかも職人の心意気が伝わる如く今もビルの顔は芸術作品となって残っています。
PM出石も雨です、お寄りした「本覚寺」の本堂でごろり横になり格天井を見上げると一面の花、花、当寺は別名「てっせん寺」と呼ばれ天井は154のクレマチスで装飾されています。絢爛豪華ですね~。
郡役所として明治20年に建てられた木造擬洋風で入口のコリント風柱装飾はタイムスリップを感じます、村岡にも同じような建物がありますが当時の職人は見よう見まねでこんな洋風建物でも創る進取の気風に満ちていたのでしょう。
ここはアマチュア写真家の撮影ポイントに良くなっています、造り酒屋の蔵ですが一見ベンガラ色の壁はこの地方で産出する土の成分でこんな綺麗な色になるそうです。
雨の中案内頂いた豊岡の松井さん、出石の加藤さん地域建造物の歴史由来の知識は勿論優しい説明で楽しい一日でした、但馬の交流人UPの原動力の方々ですね、謝、謝