朝来市主催で開かれた『まちづくりカフェ』には市内外から40人もの熱い思いを持った皆さんが参加されました。
まちづくりカフェとは、「まちづくりをテーマに参加者が気軽に集い、リラックスした中でお互いがフラットに語り合い学び合う場」だそうです。
行政主体のお堅い会議??と思って参加してみましたが・・・
えっ?こんなんでいいの?と言うぐらい和気あいあいとした楽しい集まりでした。
第一回目の話題提供者は一般社団法人NOTE(ノオト)の金野幸雄さんで、
テーマは『地域づくりしたいヒト、集まれ!』です。
NOTEは篠山市を拠点に、古民家の再生や農村地域の再生に取り組んでおられ、現在は竹田城趾の麓にある旧木村酒造場の改装を手がけられています。
金野さんは日本の社会“ヒトの手”に例えられ、「便利でグローバルな豊かさを求めて手の平にある都市部に集中してきた結果、指先にあたる田舎が壊死しようとしている。しかしその指先を温めてやれば回復できる。」「田舎で空き家となった古民家は宝であることに気づき、その土地の食文化と生活文化を一緒に再生させることが重要。」と。
柔らかな口調で身の丈にあったまちづくりをとの話しに、参加者も勇気づけられたようです。
話題提供をいただいた後は、ワールドカフェの形で各テーブルごとにみんなで意見交換です。
コーヒーを飲みながら気楽にわいわいと話し合いながらそれぞれの立場から見た地域づくりについて話し合います。
テーブルに置かれた白紙には誰かの発言で気になった言葉を
落書きのように書き込むだけで、発表も結論を出すこともありません。
思い思いの話しをしながらヒントを見つけたり共感したり、
つながりを深めていく場になっているようです。
予想外に20~30代の若者が多くて、自分達の住む町を思い、
何をすべきかを真剣に考えている姿に明るい未来が見えた気がしました。
2時間があっという間で、まだまだ語り合いたいみなさんでした。
この新しい取り組みで、色んなつながりが沢山広がることを期待しています。
この『あさご・まちづくりカフェ』は11月まで月一回開催の予定です。
第2回は7月25日(木)午後7時30分~ 山東公民館で。
話題提供者は 木まもり 河邉祐樹さん(竹田劇場共同経営者)
キーワードは 『Jターン×開業×まちづくり=ほどらい』
問い合わせ 朝来市 市長公室 総合政策課 079-672-6110
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