三川権現は、1300有余年の昔、白鳳3年役行者神変大菩薩に依って開創された、古霊場であり、御本尊は菩薩一刀三礼の御作にて和州吉野山・伯州三徳山と共に蔵王権現の日本三山一つです。天保3年3月に空前の南風が吹き荒れ全山5メートルを越す積雪が一時に溶け現在の本坊よりやく1.5キロ奥にあった1万余坪の境内・十間四面の蔵王堂・伽藍諸堂・宝蔵・大梵鐘その他すべて流失または地底深く埋没してしまい、大山津波は13キロ下流の佐津の海を黄土の海になったと伝わっている。日本三大蔵王権現の一つと言われる、ご本尊様はご安泰され、毎年五月三日に大祭が行われ多くの人々が参拝されます。
10時より三川権現太鼓が奉納され、10時30分より柴灯護摩法要が行われました。
<三川権現太鼓>
柴灯護摩法要
柴灯の火渡り