出石町中村、伊福部神社周辺で雨降る中 愛宕の火祭り が開催されました。
江戸時代から始まるとされる 火伏せの行事です。
午前からはじまったいろいろな行事に引き続き、夜の部はこの祭りのメインである 火振りが始まります。
伊福部神社境内に集合して、急な石段280段の愛宕社に向かいます。
愛宕社は、京都市右京区にある愛宕神社の分社と伝えられています。ここで神事に引き続き 火起こしの儀 が執り行われます。起きた火を松明に移し、上がってきた石段を戻り、静思堂前の広場に集合します。
分火の儀(万灯の点火)の後、火振りの開始です。束になったワラに火をつけ、取り付けられている縄を持ち体を軸に振り回します。
夏の夜の勇壮な火祭り行事でした。