5月18日、快晴、朝来市の糸井渓谷、渓谷は「出石糸井県立自然公園」に属している。
渓谷の最奥部にある「大カツラ」は、昭和26年6月9日に国の天然記念物に指定されている。
高さ35m、枝張り東西30m、南北31mのカツラの雄株、推定樹齢2000年と言われる。
主幹は朽ち、大小約80本の「ひこばえ」がその周囲から発生し、旧主幹を保護するような形で林立。
渓谷道沿いの「不動の滝」は、糸井川に懸かる落差3mの段瀑。
渓谷途中の森林総合施設管理棟から遊歩道を登れば【とての三滝】がある。約30分で最奥の「三の滝」
落差13mの2段滝、ここまでの遊歩道はごろごろ石の急坂、熊に注意の看板あり。
苔むした岩、澄んだ水の流れが調和して美しい、遊歩道の景観は癒しを感じる。
大カツラまでは軽自動車で横付可能、簡易トイレも整備されている。
かつらの木の周囲は根の保護のため立入禁止の柵がある。