山名氏城跡保存会主催の生野城跡探索に参加してきました。迷走する台風の影響が心配されましたが、探索中は降雨もなく3時間10分の興味ある32名参加の現地学習会でした。
(山頂近辺から生野市街地と播磨方面の遠景)
生野城跡の主郭は生野口銀谷の北背後の古城山(標高609m)の山頂にあります。琵琶の丸健康公園から登山道がありますが、山頂に近づくにつれ不明確になります。また、山頂手前は草ぼうぼう・・・
琵琶の丸からの展望
講師は西尾先生、途中の説明もあって1時間20分で山頂に到着しました。
山頂への途中に見える間歩(坑道口)
大きな石のある山頂に到着しました。
山頂を起点に東北西に広がる 曲輪、帯曲輪、堀切、虎口・・・などの縄張りの探索 (クリックで拡大します)
崖のような所を降りたり上がったり・・・登山でもキツイクラスのレベルですが、幸いそんなに長い時間ではない。
山頂での集合写真。 この中で20名ほどがキツイクラスの勉強に参加。私は当然キツイクラス。(集合写真には写っていません)
応永34年(1427)播磨の守護職であった赤松満祐が、将軍足利義持に反抗して兵を挙げた。この時、赤松満祐の討伐を命じられた山名時ひろは、生野に来て城を築き満祐討伐に備えたといわれている・・・生野城築城のスタートはこんなことから・・・といただいた資料に記載されてる。時を経てきっと生野銀山掌握とのかかわりもあるのでしょう。 いい勉強をさせていただきました。