城崎温泉で江戸時代200年以上も前から続く四所神社のお祭りの日がきました。
14日は宵宮、15日は本祭りです。
城崎の人達は学校や仕事も休み車も通行止め、「お盆、お正月に帰って来なくてもこのお祭りには帰ってくる。」と言われています。
このお祭りには同世代の「連中」という組織がありその単位で活動します。
各階級には呼び名(役割)があり、また階級や連中ごとに衣装も鉢巻も、座布団の色も違います。
上部の「台」
赤いタスキを掛けた人たちは、執頭といい年代順に回ってくるこの人達がお祭りを仕切ります。
2日間の祭りの進行を任され、最後には普通には歩けないほど、過酷な2日間になります。
上部の「台」、後ろに従うのは「小だんじり」
下部の「大だんじり」
「下部の小だんじり」未来の担ぎ手も乗っています。
明日15日の本祭りには、四所神社の「神輿」上部の「台」、中部、下部共同の「大だんじり」とそれぞれの「小檀尻」、
その5基が町中を練り「台」と「大だんじり」はあちこちで競り合います。
夕方からの王橋での「神輿」「台」「大だんじり」による三つ巴の競りは迫力満点です。