豊岡市歴史遺産ウォーク「城跡探索」に参加してきました。今回は「加陽城跡」と「千眼寺城跡」の探索。講師先生は山名氏城跡保存会会長の西尾孝昌先生。晴天に恵まれ心地よい城跡探索でした。
国道426号線から五条大橋を中筋方面に渡ったすぐに、加陽(かや)城跡登山口があります。左に見えているのが五条大橋、出石川が見えその向こうには早朝からの霧がまだ残る三開山城跡です。この辺には中世城跡がいっぱいあります。
加陽城跡主郭跡
要所要所で先生によるレクチュアー
1300年代の南北朝時代に築城されと考えられ、戦国末期まで大規模な改修が行われたと推察。
円山川と出石川の合流点をおさえる要所を加陽氏が担ったと考えられる。
加陽城跡のすぐ南に千眼寺城跡があります。そして付近には多数の古墳があります。
中でもこの古墳は大きい。↓↓↓
東西300m、南北300mの大きな規模の城跡縄張り。寺院が城砦化したもので、たくさんの曲輪を持つ。
千眼寺は天正年間に廃転し現在の浄教寺(引野)、浄教寺(加陽)、東楽寺(清冷寺)に分院したと豊岡市史に記載されている。
井戸跡と付近は緑。モミジなどがあってきっと紅葉が綺麗でしょう。
二つの城跡とたくさんの古墳跡を見て、元に戻りました。
参加した我々の車です。ここは加陽地区の河川区域内水田跡地を利用する湿地再生の工事が
終わったばかりの場所です。これから数多くの水生生き物が見られるかもしれません。