1月9日、豊岡市日高町田ノ口、巨大なわらじとぞうりを土俗信仰の「賽の神」に奉納。
今年1年の無病息災を願い、スギの大木にくくり付けられた。
昨年のわらじとぞうりは外される。わらに水分を含み伸びきり、かなり劣化している。
清滝神社の氏子たちが朝から稲わらを持ち寄り、お堂に集まって作り始める。
1.5mのわらじとぞうりを作り上げる。
田ノ口集落は、神鍋高原や阿瀬渓谷などと林道でつながっており、
悪霊を防ぐ足の神様「サエノカミ」の履物として
ぞうりを奉納し、旅の安全と村の加護を祈ったのが始まりとされる。
約400年続いている伝統行事。