森林基幹道「三川線」が全通しました。21年10月31日に全通記念式典の開催報道がありました。
周辺の自然林の紅葉からは少し遅いですが、山仲間とともに探索してきました。
工事開始が1972年とのことですから、およそ38年にわたる長期の工事の完成です。関係者以外現地の様子は余り知られていないと思うので、説明看板の助けを借りながら、若干説明します。
森林基幹道「三川線」は、豊岡市万劫を起点に三川山(標高888メートル)の西側の山麓を北上して、香美町香住区隼人に至る29.5キロの基幹道。すでに全通している基幹道の「妙見・蘇武線」とつながり、合わせると54キロの森林地帯を結ぶ大動脈であります。
今日11月27日、この基幹道を終点から起点に向かって探索するとともに、隣接する山「三川山」「白菅山」及び「蘇武岳」の3山をミニ登山してきました。
登山の様子は別投稿しますのであわせてみてください。
開通記念除幕式が開催された場所です。
題字は井戸兵庫県知事
三川線林道と周辺の紅葉
国道178号、香住の西下岡近辺から川沿いの一般林道から入ります。まもなく説明看板の終点に出ます。ここから基幹林道に入り、神鍋渓谷から蘇武への林道とつながる地点に出ますが、ここまでが29.5キロで、説明看板の起点です。
もう少し早く来ていたら、見事な紅葉を見ることができたでしょう。西方面の山々の展望も素晴らしい。幅員4メートルの舗装された道ですが、カーブが多く運転には充分気をつける必要があります。これからは降雪期さらに注意が必要。
ミニ登山の情報も見てください。私どもはこれも狙いでした