朝来市生野町の生野まちづくり工房「井筒屋」蔵ギャラリーでは、生野出身の藤原美知さん後藤美恵さん母娘による作品展が開かれています。
御年88歳の藤原美知さんは黒川で小学校の先生をされていましたが、日本画を本格的に学ぶため56歳で尼崎に居を移し、パステル画や書も手がけられ展覧会もされています。
昨年、米寿記念同窓会に出席されたのを期に、小学校の同級生の皆さんの力添えでふるさと生野での母娘展が実現しました。
長年先生をされていたので、ギャラリーには教え子や教員仲間に幼なじみが集まり、まるで同窓会のようです。
何十年ぶりの再会で懐かしい思い出話に花が咲いていました。(中央が藤原美知先生)
じつは私たけさんも教え子の一人です。なんと我が家は親子二代にわたり、70代の母も私の兄妹も全員が藤原先生に教えていただいているのです。
毎年いただく年賀状のパステル画もステキですが、実物を見てその透明感と奥行きのある表現力に感動しました。
体調を崩されて作品作りは休まれているとのことですが、ぜひともまた新しい作品を見せていただきたいです!
娘の美恵さんは刻字と書を展示。
『刻字』とは、桂材などの板に書を彫りこみ、彩色をしたり金箔を貼って仕上げた作品です。
書と彫刻と彩色が一体となったアート作品です。
こちらも大胆な中に繊細さが光り、見るものを圧倒する存在感です。
(↓下の写真をクリックで大きくしてご覧ください。)
6月24日(日)まで開催されています。
藤原美知さんのギャラリー滞在は
15日の午後から・16日・17日。 24日の午後2時までを予定。
月曜日はお休みです。
生野まちづくり工房「井筒屋」079-679-4448