10月18日(土)気持ちのいい秋晴れに恵まれた今日、特派員秋例会を開催しました。今回は養父市中瀬の金山跡と大屋のカイコの里の探検及びこれからの活動の打ち合わせ。9名が参加しました。
約450年の金山採掘の歴史を誇る養父市中瀬の町なみ。
夢但馬2014・鉱石の道フェアーにこの中瀬が参加することになりました。関所跡に交流施設も新設され10月26日にイベントが開催されます。「中瀬金山会」の理事をしておられる有本さんに金山採掘歴史のレクチュアーを受け・・・
「石間歩坑口」と書かれた坑道の入口を見学。昭和44年に採掘を終えたそうですが、掘り出された採石はトロッコでここから運び出されたそうです。
その歴史を要約すれば・・・
○1573年 砂金鉱発見
○1573年 金穴を探り当て採掘がスタート 八木城主別所氏が管理
○その後 豊臣~徳川の管理~宮内庁の所有を経て現日本精鉱(株)の所有
○昭和10年~44年までの採掘実績は
金産出ー7.3t、銀産出ー38.9t、アンチモン産出ー6041t
アンチモンとは、レアメタルの一種で、冷蔵庫の冷却装置の冷媒材料や
DVDディスクの記憶媒体の表面皮膜の配合剤として自動車やパソコンなどにも・・・
こんなことを勉強して、ご金蔵を支えた中瀬の町なみー鉱山売店跡、神官屋敷跡、陣屋敷と石垣、社宅跡ーなどなどを散策しました。また、金光寺、金昌寺、宝泉寺など 金 に関連するお寺もあります。
引き続いて カイコの里、大屋蔵垣の交流施設へ。
食事をしながら今後の活動方針の打合せ この一年投稿数の多いベスト3の表彰式
もらっているのは左、渡しているのは右の人
繭から糸にする「いと引き」という作業を体験 繭ひとつから1km以上の糸となるそうです。
ーお世話になりましたー(*゚▽゚*)
特派員グループはこんな勉強をしながら、半年の一度、基本全員参加のもと今後の活動を
打合せし ホットな但馬の今を発信しております。これからも続きます。