3月20日から22日まで開催された出石初午大祭は、但馬に春を告げるイベントにふさわしい晴天でした。しかし一転して今日23日は真冬のような気温。三寒四温と言いますが、気温の落差が激しすぎますね。初午本祭と同じ21日、豊岡市がすすめる「とよおか地域づくり大会2015」がとよおか市民プラザで開催されました。中貝豊岡市長の開会の挨拶から始まり、作野島根大学教授の基調講演のあと地域づくり先発のモデル地区の取組み発表がありました。
モデル地区のひとつ但東町合橋地区の取組みを発表される宮嶋会長です。
宮嶋会長さんからのいろいろな取組み発表の中にこんな話がありました。
・「昨秋シルク温泉やまびこ前出石川土手にスイセンの球根を植えました」
・「但東やまびこ歩キングコースには桜がいっぱい植わっています 来たる4月11日に
花見ウオークを開催します」
実はこの二つの話にあるコースは私の散歩道なんです。失礼ながらこの発表を補足する意味で、今の状況をお伝えしもう少し暖かくなれば訪れていただきたいと思い発信させていただく事にしました。
やまびこ駐車場付近の早咲きの桜。
シルク温泉前出石川の土手に植栽されたスイセンが咲き始めました。球根はたくさん植栽しましたが・・・
昨年の9月に地域住民や但東中学校の子供たちと一緒に植え付けました。
豊岡市指定の歩キングコースは全部で12ありますが、そのひとつ「但東やまびこ歩キングコース」はたんとうシルクドームがスタート・ゴールになっています。およそ5キロの径の出石川とその支流佐々木川沿いにたくさんの桜が植わっています。今はまだ開花していませんが、4月11日の花見ウオークの時期はきっと満開。
出石川のリズミカルな流れを耳に歩くコースから、東里ケ岳や小谷地区の京川城跡が遠望できます。ふと足元を見れば土筆が芽を出していました。 ↓↓コースを地形図でまとめました。
自分たちの住んでいる地域を見直せば再発見があるかもしれない、それは人の心を和ませる
景観かもしれない、少し人の手を加えれば宝物になるかもしれない それを見に人が来て
くれるかも知れない 地域づくりはこんなことからはじまるのかもしれない・・・
そんな事を考えながら歩く早春の散歩道でした。