特派員ブログの読者のみなさん、ネクタリンをごぞんじですか?
桃によく似た果物ですが、桃と違い、産毛が生えていません。
黄色の柔らかな果肉は甘酸っぱく、熱心なファンの多いフルーツのひとつといっていいでしょう。
国内では長野県が全国シェアの7割を占めており、但馬内で買えるネクタリンは長野県や山形県のものが多いです。
さて、そんなネクタリン。実は養父市で作っている人たちがいるんです。
養父フルーツ生産組合は、30年近くネクタリンの生産に取り組んでいます。
作業中のほ場にお邪魔すると、ちょうど一次摘果の最中でした。
いわゆる「間引き」ですね。
不要な実を選定して落としてしまうことで、より出来のいい、美味しい実になるんです。
素人にはもったいないような気がしてしまいますが…(笑)
7月頃に出荷が始まり、養父市の直売所「フルーツの里やぶ」(養父市上野)で販売されます。
年々生産量が減り、「幻の果物」になりそうなので、なんとか後継者の方が見つかればなあ。
組合では栽培に取り組んでみたい方を募集しているそうですよ。