毎年この時期は寒さが厳しく雪も多いのですが、今年は暖冬。
ほとんど雪の無い珍しい14日でした。
「とんど」と言う地域が多いようですが、黒川では「どんど」と言います。
村の男衆が持ち寄ったヒバと竹を立てていき、中にお正月飾りや神様
のお札・古い年賀状などを入れていきます。
昔は子ども達の書初めが竹の先につけられていましたが、子供の無い
今は淋しいものです。
書初めに火がついたまま天高く上がれば字が上手になるとか・・・
お嫁に行った娘さんが子供達を連れて里帰り。
元気な子供の声に笑顔がほころび、みんなでホコホコ暖まりました。
残った灰を持って帰って家の周りに撒くと
いやなヘビが家の中に入ってこないという
言い伝えです。
灰はまだ熱いので、雪を少し敷いてから
灰を入れてもらいます。
鏡餅を竹にはさんで火にあぶってもらいます。
15日の朝にあずき入りのおかゆさんに入れて炊いて食べます。
一年の無病息災を祈って・・・