生野町黒川の日本ハンザキ研究所で、夜間観察会が開かれました。
池に集まってくるモリアオガエルの産卵を見るという企画。
遅い時間にもかかわらず、小さな子供たちも集まってくれました。
まずはカエルについてのお勉強から。
講師の波多野先生に、よく似たアマガエルやシュレーゲルアマガエルとの泣き声の違いや見分け方を教えていただきました。
手で作るカエルの顔に子供たちは興味津々。
おとうさんはさすがに上手に作ってパクパク動かしておられました。
懐中電灯片手に池での観察に出たのですが、あいにくの肌寒さで、産卵には適さない気温になってしまいました。
それでもオスのカエルはたくさん集まっていて、その姿を見ただけで子供たちは大喜び!!
池の上の木にはすでに産みつけられた卵巣が20以上あり、一つ一つに日付の札が下げられています。
昨年は50以上の卵巣が確認されましたが、今年は新記録となるでしょうか?
池での観察会の後はプールに移動して、保護されているオオサンショウウオを見ます。
夜行性の彼ら暗くなると餌の魚をもとめてウロウロ動くのです。
水面にプカーっと浮いたり、途中で立ったままの姿など昼間には見られない姿を観察できます。
日本ハンザキ研究所では随時見学を受け付けていますので、ぜひ貴重な生き物たちに出会いに来てください。
問い合わせ 079-679-2939