養父市東北部の岩崎地区。 「いわさい」と読みます。
先般生野町で開催された「景観・まちづくりシンポジューム」で
むらづくり・活性化の活動のご紹介がありました。
但馬山友会清掃ハイクも正午に終了し、その帰り街並みを観たくて寄り道してきました。
「自慢できる歴史遺産や建造物などなにもないんです」
岩崎むらづくり委員会の会長さんのご説明でした。
それでも、
戸数25軒、人口68名、高齢化率37%の、基幹道路から随分入った集落の皆さんが、数年前から活性化のための工夫をし、活動を一生懸命にされている。
大したものと思います。見習いたいです。
近くの神社です。ここに大きな「しいの木」があります。
このしいの木を利用して
「椎の樹公園祭」
を開催し、都市部の方々も来て頂いているとのこと。そして今この裏山に散策道を整備中とのことです。
むら中にこんな綺麗な梅が咲いていました。
四季折々移り変わる山、川のせせらぎ、住み慣れた人にはなんでもない見なれた里山の風景が、都会から移り住んだ者にとって安らぎを感じさせる瞬間なんです。
こんな「田舎らしい景観」を大切に、また都市部の人たちとの交流の場として欲しいと思います。
山の樹木が芽吹きをはじめる頃再度訪れたいと思います。