景気低迷の中,但馬の主産業である漁業、新温泉町浜坂で松葉カニ、カレイ等、底引き漁業を支える新造船「長勢丸」が梅雨の晴れ間多くの人々に迎えられお目見えしました。満艦飾の大漁旗に飾られ入港、先ず大漁祈願の神事です。
浜坂の祝福行事「麒麟獅子舞」、そしてお目当ての餅まき、紅白餅の中には運よければ祝金、幸な事に我が家で獲た餅袋の中には¥1000,¥500が入っていました。
近頃の漁船は近代化、IT化されデッキには多くのアンテナ、船長室はまるで近代工場の司令塔の如くディスプレイがズラリと並んでいます。これらの設備により、この90tの新造船周囲の人々の話では片手近くの億円がかかっているらしい。
巨大な網の巻き上げ機、船内選別して活かして帰るカニ、急速冷凍する魚棚など正に船内工場そのものです。
船員の働く環境も漁船イメージから急速に改善されており、休息の部屋も冷蔵庫、エアコン完備、台所もコンパクトながらスッキリと整えられています。