山陰海岸ジオパークに丸ごと属する新温泉町、その中で上山高原の草原再生活動をしている上山エコミュージアムでは各種モニタリング調査を行っています。今回フローラ調査として春の植物調査を行いました。サンカヨウ、つり花も登山者に人気です。
調査は4人で目視、写真、記録をとり、今回調査範囲の高原及び渓谷の一部で約130種の草花、樹木を確認しました。想定以上に多くびっくりしました。
但馬を代表する栃餅の素材、栃の花も盛りです。昨年は凶作でしたが今年はどうでしょうか?
山一面を明るくしているミズキの白が鮮やかです。
半日陰のエリアにはイワカガミが群生していました。
4月末に山焼きした高原にはワラビがニョキニョキたくさん出ています。
上山を代表するナナカマドも丁度開花時期で、秋には真っ赤な実になり高原を彩ります。