円山川や豊岡市街地を見下ろす三開山は、標高約201mの山です。天候はもうひとつの今日ですが、足のウオーミングアップのつもりで歩いてきました。別名「但馬富士」と言われる格好のいい山で、南北朝時代の山名氏の城跡でもあります。
山頂の主郭から三方向に延びる尾根に曲輪、堀切、竪堀が見られます。豊岡市の指定文化財であります。神美小学校の横の「ふれあいのみち」登山口から、分かりやすい標識もある歩きやすいこんな登山道。
途中に数々の石仏があります。全部で88体あるそうですが、一ヶ所に3~4体置かれています。
歩き始めてから30分ほどで山頂に到着しました。今にも雨がきそうな空模様なんですが、蛇行する円山川や豊岡市街地が展望できます。木々に葉のないこの時期は展望がよく、来日岳や神鍋方面の山々がよく見えます。桜の木がたくさんあり、特にその季節には来てみたい場所です。
真冬の時期なのに雪の展望が全然ありません。神鍋方面に僅かに白いものが見えますが、奥神鍋の人工雪なんでしょうか。天然雪が降らないと但馬のスキー場はお手上げです。早くいつもの但馬の冬らしい天候になってほしいものです。