雨の伴う天気予報が連続する中、今日12月12日は冬登山向きの天候となりました。標高839m・一等三角点の東床ノ尾山に登ってきました。林道床尾線の全通記念碑台広場からの往復登山です。足元には落ち葉がいっぱい、所どころ降雪の跡、風もなく明るい冬枯れの木々の間を気持ちよく歩いてきました。
記念碑台へは和田山町糸井から落石に気をつけながら舗装の道を走ります。
但東町日殿からも来ることができますが、豊岡市側からはガタガタの地道で
私の腰の低いマイカーではとても走れません。朝来市側の舗装には感謝感謝であります。
こんな雲海を見ることができました。
但馬東、京丹後、福知山方面の山々が見えます。目の前の東里ケ岳は結構姿が良いです。
こちらは朝来市和田山町方面。今日は遠くの山並みまでくっきり見えます。
明るい落ち葉いっぱいの登山道。
尾根にいっぱいのイワカガミ、木々の間からまだ雲海が見える。そして高度を上げるにつれ残雪。
90分かかって山頂到着です。風もなく穏やか、まさに360度の大展望です。この山には過去何度も登っていますが今日は遠くの山並・日本海まで見渡せる最高の展望です。若狭湾の冠島も確認できました。
城崎町の来日岳、足元に出石・有子山、但馬空港、但馬ドーム、三川山・・・反時計回りで展望をご覧ください。(小さい画像はクリックで大きくなります)
山頂展望に十分時間をかけて楽しみました。 帰り、床尾(とて)の3滝と説明のある滝、一の滝のみ立ち寄りました。雨天が続いたせいで水量は豊富。
但馬は間もなく雪のシーズンを迎えます。今日利用した林道も除雪しない道ですので、
降雪しなくとも凍結で危険となります。但馬の山々は、そんな季節を迎えました。
雪のシーズンはまた違った山歩きの仕方がありますが、もう歳ですからじっと我慢
の季節到来かもしれません。しかし兵庫南の山々の呼ぶ声が聞こえてきます。