豊岡市竹野浜の西に日本海に向かって真っ直ぐ北へ伸びる
細長い岬・・・それが、兵庫県最北端の猫崎半島です。
地元ではこの半島の山「賀島山」の名前から、「賀島(かしま)」とよばれ、竹野浜地区でもっともしられている場所です。
古今和歌集などで、「雪の白浜」の枕詞に出てくるのが「竹野浜」です。
その昔「鷹野浜」とも呼ばれていました。
万葉の古から、雪の白浜として、全国にしられていました。
この猫崎半島が「うらにし」と但馬の海岸部でよばれている北西の
風をさえぎっているのが猫崎半島です。
そのため、北前船の港として江戸時代中ごろから大正時代はじめ
まで但馬一賑わっていたところです。
また、猫財半島が日本海に長く突き出ていることにより、この
半島の西側にある竹野側川を隔てており、川から流れこる水をさ
えぎっています。
昔から水質の良さで知られている所以です。
一本の川も流入していない水浴場はまさに稀有な存在です。
ほかの海水浴場を想像していただければ、「なるほど!」って、
思っていただけるでしょう。
今日の夕方、日没前の猫崎半島を東側から移してみました。・・
左(南)側のスカイラインに、今まさに、沈もうとしている夕暮れ
の太陽があります。
さて、この半島、なんかにみえませんか?・・・・
“りかちゃん”じゃなくって、今、マスコミを賑わしている
“ぺこちゃん!”・・・・はたまた・・・・、「バービーちゃん」・・・・
もうおわかりでしょう。
「キューピー」が、おなかを上にして、
あおむけに寝ている姿にみえませんか?
寒中???の竹野浜の夕暮れでした。