ユネスコが支援するジオパークに認証されるように山陰海岸は今目指しています。魅力を実感、体験する山陰海岸地質見学会が浜坂~香住地区でありました。少々荒模様の中、先ず海上からの絶壁奇岩景観を地元学者がレクチャー、2000万~1500万年前の火山岩、堆積岩と言われても頭は混乱するばかりです。
浜坂、三尾ではデイサイト岩石の状態、洞門生成過程、更に香住海岸では節理の出来方、堆積物の判別等の説明を受ける。足下の岩石が日本海生成の頃からいかなる過程を経て今日に至っているか悠久の歴史は一日の説明では?です。
今回のハイライト、香住下浜海岸の足跡化石。2000~1700万年前太古の時代の大型哺乳類、爬虫類、鳥類の化石です。当時古香住湖と言われる淡水湖であった頃だそうです。しっかり眼を凝らさないとそれらしく思えません。
<リップルマーク上の鹿足跡><鳥足跡><象の足跡>