朝来市竹田城跡に雲海の季節がやって来ました。
朝来山中腹の立雲峡より見た、雲海の間からチョット姿を見せた城跡です。
昨日の雨降りで地面に湿気があり、今朝は雲海が高いので城跡もすっぽり隠れています。
早朝、古城山の竹田城跡に登ったのですが、あたり一面霧です。
雲海は、円山川から発生する霧によって生ずるものです。昼の間に暖められた空気が夜になると冷やされ、川の水温よりも低くなると、川の水から蒸発霧が発生します。その霧が山の間の低い部分にたまり、標高の高い部分から見ると雲海として見えるということです。
竹田城跡の雲海は毎年秋から春にかけて見ることができます。このうち、晩秋から冬にかけてのものが特に美しいと言われています。
今朝は曇天で太陽が顔出しませんので、今一の雲海です。城跡から向かいの朝来山へ移動しました。
雲海の発生しやすい条件です。
1.当日、日本海に高気圧の中心があること
2.よく晴れていること
3.朝方と日中の気温の差が大きいこと
4.風が弱いこと