ここ数日真夏の暑さが続いています。豊岡市では15日は36℃の猛暑日だったとか。
こんな中、田んぼのあぜに彼岸花が咲き始めました。季節は着実に時を刻みます。
朝来市和田山町寺内の田んぼです。
たわわに実り頭を垂れた稲穂の横にも咲き始めています。
和田山町法興寺には白い花びらの彼岸花が咲いていました。
彼岸花の講釈(文献引用)
・根のところにはリコリンという毒があるが、この毒は水で何回もさらせばとれるので、昔の人はこの根の部分からデンプンをとって飢饉の際の食糧にした。
・お彼岸の季節、田んぼのあぜ道や土手で見かけることが多いが、これはノネズミがあぜ道や土手に穴を開けるのを、彼岸花の毒性のある球根を植えることで防ぐため、また彼岸花の根茎は強いため、田んぼのあぜ部分に植えてあぜの作りを強くするため、と言われている。