兵庫県最高峰の氷ノ山の水が育むやまめ料理が養父市鵜縄の「やまめ料理うなわ」で味わえます。店内は、落ち着いた和室の中央に囲炉裏があります。
「家族三代でやっています。」という藤盛幸恵さんは、兵庫県女性農業士でもあります。残念ながら、初代には、今日都合で会えませんでしたが、4代目(?)恵多くんがサービスしてくれました。
料理は、氷ノ山で採れた食材をすべて手作りするというこだわり。今日は、料理の一部紹介です。やまめ、あまごは氷ノ山から流れ出す清流で育て、米、わさび、山椒、野菜は氷ノ山の麓のこの地で自家栽培し、山菜、猪、鹿も氷ノ山でとれたもの。やまめの刺身を、初めていただきましたが、川魚独特の臭みもなく、あっさりしておいしい。また、自家製のわさびが、よく利いていました。
「やまめは、10月から11月にかけて卵をとる。1匹から400~500の卵がとれる。今は、2~3cmで餌付けの時期。」という養父市認定農業者でもある英雄さんがやまめを焼いてくださいました。そして、これが一押しと出されたわさび茶漬け。つい、おいしそうなので、取材を忘れ、撮影前に食べてしまいました。また、やってしまった。でも、おいしかった。
3代目吉敬さんと奥さんのあずささんが新たな自然食材として開発中のきのこを仕込んでいました。ほかにも、鹿肉のジャーキなど試作中とのこと。
ここでは、もともと40年以上前から専業でわさび栽培をしていたそうですが、15年前からやまめを養殖。常時いけすに40万匹以上のやまめがいて、ここで味わえるだけでなく、豊岡市日高町阿瀬、竹野町床瀬、但東町の農家民宿善をはじめ県下各地に出荷しているそうです。
やまめ料理うなわのホームページはこちらです。http://yamame-unawa.com/