生野町黒川は標高約500㍍の山間の村です。
寒暖の差が大きいこの地域で育った大根は美味しいと昔から評判です。
甘みがあり、あく抜きの必要がありません。
とても柔らかく煮えるのに形くずれしない不思議な大根です。
昭和40年代には朝来特産として市場にも出荷していましたが、今ではほとんどの家が自家用に作っている程度です。
高齢化が進み、数年前から休耕田や荒れ地が目立つようになっています。
その休耕田を使って、大阪など都市部の若者にうね作りや種まきなど手伝ってもらいながら3,000本の大根を育てました。
順調に大きくなりましたが、毎晩のように出てくる鹿に悩んでいます。
下からもぐり込んだり、網を咬みちぎったり、上を飛び越えたりと、敵も色々な手を考えてきます。
そんな苦労をしながら大切に育てた黒川大根もやっと収穫。
11月3日の「黒川温泉秋うま祭」に合わせて販売を開始します!
この日は「ふろふき大根」の無料サービスでその美味しさを味わっていただけます。
↑クリックで大きくなります
11月6日~12月5日までの毎週土日の午後には、大根畑での引き抜き体験も出来ます。
ただし、大根がなくなり次第終了しますので、お早めにどうぞ。
紅葉も!温泉も!美味しい大根も!三拍子揃ってお楽しみください!
お問い合わせは、朝来市生野支所地域振興課 079-679-2240まで。