秋の味覚の王者「20世紀梨」の初出荷が本日(29日)から始まりました。ここ新温泉町竹田は但馬で香住と並び20世紀梨の産地で現在42軒が園芸組合を作っています。
重本組合長さんに今年の作柄、選果の状況を見学させていただきました。組合長さんも自ら箱の組み立てに忙しくしておられます。選果場には収穫したばかりの梨がドッサリと各家の木札を入れて持ち込まれています。
選果機にかける第一歩は先ず手作業で袋剥きです。毎年の事ゆえ皆さん手際よくされ美味しそうな梨が顔を見せます。
キズ、奇形の不良品チェック、当然対象品は除外されます。
合格品は大きさが自動的に選別されて10k箱に入っていきます。出荷先は神戸青果市場に出されます。当組合では現在70~80t生産されており、10k箱換算で7000-8000箱ですね~。
組合長さんにお聞きしました、
悩みは組合員の高齢化と後継者不足。現在最高齢は83歳でまだカクシャクとしておられますが、
梨畑は傾斜地の上、受粉作業、摘果、小大の2回袋掛け等々手作業が多く聞けば成程と思われる重労働です。