冬とは思えぬポカポカ陽気の一日、生野の町を散策です。
まずは、生野を代表する山「段ヶ峰」を見に行きました。
山の先生Sさんの案内で生野高原からの登山口より撮影。
中央奥に見える
「段ヶ峰」
右手前の山から
登り、尾根伝いに
山頂へ
約3時間のコース
なのだとか・・・
遥か彼方の山頂
見ただけで
とてもチャレンジ
出来そうにない・・
史跡「生野銀山」は大同2年(807年)に開かれました。
今年は開抗1200年に当たり、町内で様々な催しが計画
されています。
開抗以来、織田・豊臣・徳川幕府の直轄として栄えた銀山。
明治元年政府直轄になった後、明治22年には皇室財産に。
菊の御紋の入った石門が今も残されています。
市川沿いには
「トロッコ道」が走り、
鉱石を運んでいました。
姫宮橋から眺めれば、
モダンな石積アーチが
往時の姿のままで今も
残っています。
鉱山で掘り出された石を
炉で溶かし銀や銅を精錬
して、残った不純物を
固めた物が
「カラミ石」です。
この石を家の土台や塀、
水路などに再利用した
物が、今も町のあちこち
に見られます。
「口銀谷(くちがなや)の町並み」も、鉱山町独特の風情
があり、白壁や出格子、袖壁や卯建なども多く見ることが
出来ます。
ゆっくりと町を散策した後は、「銀山湖」へ足を伸ばします。
夕暮れ時の湖はひっそり
として、やはり冬の空気が
感じられました。
(小さな写真はクリックで大きくなります)