妙見山(1,142m)の8号目、標高約800m。まさかとは思っていましたが、雪が降ってきました。車を止めて、500mほど300年杉の木立を歩くと朱の建物が見えてきました。国指定重要文化財の三重塔です。
江戸時代、妙見社が出雲神社本殿の御用材として御神木と呼ばれた妙見杉の巨木を提供したお礼に譲り受けたそうです。
見ざる、言わざる、聞かざると、そしてもう一匹は思わざるです。三重塔の三層目にいるので、望遠レンズで撮影。
古書によると「世の人は見ざる、言わざる、聞かざるというけれども、思わざるをたもてば、三の猿はたやすいことだ」と書かれているそうです。現在も四匹の猿の彫刻が見守っています。
大きな鳥居をくぐり、79段の石段を上がると兵庫県指定文化財の本殿がありました。
あっ、しまった。同じく兵庫県指定文化財の拝殿の写真を撮るのを忘れていました。次回機会があれば紹介します。(石段をあがり、本殿の入口でてっきり門だと勘違いしていました。)