5月10日は、豊岡市元町の御霊神社の夏まつりです。
御霊神社にお祀りしてある宮部善祥坊継潤
(みやべぜんしょうぼうけいじゅん)は、秀吉の但馬攻めの
功により与えられた城崎の一部を、豊岡と改め、
その戦中の労苦を慰問した豊岡五町
(行政区では小尾崎、宵田、中、滋茂、寺、)を地租の
永代免除とした為、その遺徳を偲んで祠を創建したそうです。
(クリックで大きくなります)
以前は、市内で一番早い夏祭りとして
多くの露店も並ぶほど賑やかでしたが、
少子化の影響か、時代の流れか
近年は祭礼のみとなっています。
このお祭りの日から呉服屋さんは「ゆかた」を、
布団やさんは「蚊帳」を、玩具やさんは「花火」を
店頭に並べて暑い夏を迎えたものでした。
今日は雨、風強く幟も立てずにお社内の祭礼のみ、
静かなお祭りでした。